クオリティマネジメント Quality Management

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HOME > 2012年4月-6月(No.1) > 特別企画 > 「第94回品質管理シンポジウム」連動特別企画

「第94回品質管理シンポジウム」連動特別企画 エコロジーとエコノミーの両立 新木純 積水化学工業(株)生産力革新センター 品質グループ 部長

持続可能な社会構築に向けた世界の潮流

1960年代から1970年代にかけて、飛躍的な経済発展を遂げた先進諸国では、地域的な公害が大きな社会問題となる一方で、開発途上国では貧困に苦しむ状況がつづいていた。

こうした中、1972年に「ストックホルム宣言」によって、環境保全を進めていくための合意と枠組みが形成された。しかし、先進国では、大量生産・大量消費・大量廃棄型のライフスタイルと経済活動が拡大し、開発途上国では、貧困から脱却するための開発が優先的に進められ、今後の発展は持続可能とはいえない状況だった。このころ、人類の未来についての深刻な予想が相次いで発表された。地球上の資源の有限性や環境面での制約が明らかにされ、世界の人々に大きな衝撃を与えたのである。

この動きを踏まえ、1992年6月にブラジルのリオデジャネイロで開催された「環境と開発に関する国連会議(地球サミット)」において、「持続可能な開発」という概念が、全世界の行動原則へ具体化された。その後、地球温暖化に対する国際的な議論が進み、1997年には京都議定書が採択されるに至った。

2012年6月で、地球サミット開催からちょうど20年が経つ。われわれは持続可能な社会構築に向って順調に進んでいるのか、状況を見てみよう。

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