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HOME > 2013年1月-3月(No.4) > スペシャルインタビュー > (株)東芝・佐々木則夫氏

複合電気メーカーならではのスケールメリット創出が次々に個性を生む (株)東芝 取締役 代表取締役社長 佐々木 則夫氏

柱はトータル・エネルギー・イノベーションとトータル・ストレージ・イノベーション

―2012年5月、2014年度までの3ヵ年における中期経営計画を発表しました。半年が過ぎ、滑り出しは順調でしたか。

まだ先は長いですが、全社が積極的に進めています。集中と選択を最大限に生かしつつ、グローバルトップへ挑戦しつづけることが当社の使命。その意味では、「はい、これで終わり」というタイミングはないので、どこからどこまでという単位ではいえないが、とにかくアグレッシブに前進していることは確かです。柱となるのはトータル・エネルギー・イノベーションとトータル・ストレージ・イノベーション。そのために事業構造の転換と改革を推し進め、収益体質を強化します。
 

―まず事業構造の転換を教えてください。

東芝グループ経営理念
東芝グループ主な事業分野

ポートフォリオの入替えと、世界のメガトレンドに合わせたビジネス戦略の展開です。人口やビジネス圏の拡大がどう進んでいるのか、あるいは原子力を取り巻く情勢、エネルギー問題、少子高齢化、都市の一極集中化など、世界では先進国と途上国によっても、ずいぶんと事情が違います。これらに対して、われわれがソリューションでどう解決していくか。この貢献といってもいい事業化が、われわれ自身の構造転換となり、先方からすると、自分たちのニーズに適合した企業と認知してくれます。そこに到達するために、がんばらなくてはなりません。注力する事業分野として6領域あげましたが、たとえばスマートコミュニティ、パワーエレクトロニクス、リニューアブル(再生可能)エネルギーなどがあります。これらはかなり以前から社内でも検討、実施が進んでいます。

具体的には、今よりもさらにBtoBへシフトしていくことを考えています。安定的な電力の確保や高齢者・新興国における医療の拡充、情報のビッグデータ化とセキュリティの確保など、現在の社会が直面する課題に対し、”トータル・エネルギー・イノベーション”と、“トータル・ストレージ・イノベーション”の2つを中心に進めて解決していきます。
 

―当然ながら、M&A(企業の合併・買収)もしくは提携などがまだまだつづく、ということでしょうか?

そうなるでしょう。幅広いソリューションを提供していくためには、当社自身が技術を開発していくことはもちろん、タイムリーなM&Aや提携も重要です。このため、2012年度からの3年間で、総額2兆4,500億円規模の研究開発・設備投資を見込み、投融資計画には機動枠を設定しました。急激な環境変化に即応できる柔軟性をもたせるためです。機動的に活用できる資金枠は、3年間で7,000億円規模を見込んでいます。

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