クオリティマネジメント Quality Management

文字サイズ
  • 標準
  • 拡大
ログイン
掲載情報をメールでお知らせします。
購読申込
HOME > 2013年4月-6月(No.2) > スペシャルインタビュー > 東洋製罐グループホールディングス(株)・金子俊治氏

創業のDNA 高碕イズムで価値を高め、海外戦略加速へ 東洋製罐グループホールディングス(株) 代表取締役社長 金子俊治氏

現代でも通ずる〝根本方針〟

―1917(大正6)年設立といえば、まもなく創業100周年を迎えます。缶詰の缶をつくる技術や、商品包装のための容器つくりでは日本ではパイオニアとして知られています。日本を代表する老舗(しにせ)企業として、DNAともいうべき伝統やスピリットがあろうかと思います。

わが社は非常に古い歴史をもっています。では、当社の方針をお伝えしましょう。これは創業者である髙碕達之助(たかさき たつのすけ)が自らの経験を通してつくり上げたものです。まず、〝根本方針〟と呼ぶ社是(図1)と、事業に則した〝従業員服務精神〟図2)というものがあります。一読すると、非常に古めかしい社訓のような印象を抱かれるでしょうが、よく読込みますと、現代という時代にもすべからく適応する内容であることに驚きます。髙碕達之助がいかに先見の明をもち、遠い未来をしっかりとみつめていたかがわかります。

根本方針・従業員服務精神

―お名前が出ました創業者のことを詳しく教えていただけますか。

創業者 髙碕 達之助氏
創業者 髙碕 達之助氏
(写真提供:東洋製罐グループホールディングス、以下写真すべて)

髙碕達之助は、1885(明治18)年、大阪で生まれ現在の東京海洋大学である農商務省水産講習所に通いました。転機を迎えたのはその直後のメキシコ渡航だったようです。もともと水産事業に興味をもち、自分の生業にしようと思っていたはずですが、当時日本ではほとんど存在していなかった缶詰の食料品を、メキシコで見かけたことが、その後の道を決めたようです。保存するためであったり、運ぶためであったりするのですが、いずれにしても髙碕はこの時になにかを悟ったにちがいありません。

ここから先はログインID・パスワードをお持ちの読者様のみ閲覧ができます。

ログインID・パスワードをお持ちの方は、ログインしてください。

ログイン
購読申込

年度別 INDEX

編集部だより Editorial department
読者の声 voice