クオリティマネジメント Quality Management

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HOME > 2014年1月-3月(No.8) > コラム・エッセイ > 温故知新「品質設計」(第2回)
温故知新 石川馨先生からの時を超えたメッセージ

※ 掲載にあたり、現代仮名遣いに改めるほか、用字用語の統一や誤字修正を行い、読みやすさに配慮して再編集を行いました。
 

『品質管理』誌 1966年1月号 講義「品質設計」より品質設計とは(第2回)

品質設計の範囲

品質設計といっても、その意味や範囲が非常にあいまいであるので、本講では次のように考えていく。

本講で品質設計といった場合に、広義の意味と狭義の意味で用いられる可能性があるから、注意して判読していただきたい。本講座の一貫してのテーマ「品質設計」はもちろん広義の意味(品質計画)で、この中には品質企画という仕事と品質設計という仕事がある。

品質企画というのは、どのような商品をねらうかという問題で、主として消費者の満足する品質――真の品質特性について、トップ・ポリシーとして決めるものであり、いわゆる新製品企画書にまとめられる。新製品企画書にはこのほかに、この商品のねらい、販売予定量(総量・寿命・月予定量を含む)、売値、原価、発売時期なども決めておく必要がある。これはトップに近い企画部門が中心になってつくるのが通常である。

品質設計というのは、品質企画により作成された新製品企画書の中に示された真の品質特性を分解し、実現していくための作業で、たとえば機械・電機工業においては、設計部門が中心になって進めていく。これは主として真の特性を代用特性に分解していく作業である。

また品質設計は、通常新製品開発のために行われるが、この新製品にもいろいろある。

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