クオリティマネジメント Quality Management

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HOME > 2014年1月-3月(No.8) > 連載 > 日本品質奨励賞への道(サンデン) Part1

連載 日本品質奨励賞への道 第9回 サンデン Part1 取組み紹介 シーズ技術開発とハイスピード組合わせ 技術開発システムの構築 サンデン(株)開発部門(開発本部、エレクトリックEngセンター)

活動の経緯

経営方針と開発
図1 経営方針と開発

開発する新製品は、当然のことながら顧客に受け入れられ、経営に貢献するとともに、開発投資は最小に抑えつつ、競合他社に対して十分な優位性をもたせるための革新性をもった新技術の実現を両立させなければならない。

当社では、「環境から企業価値を創造する」を経営方針に掲げ、環境先進製品の開発実現に向けて全開発のリソースの集約と最適配置によるシナジー発揮のために全開発組織を統合し、2009年に開発本部を発足させた。

その後、開発部門のデンキ(電気・電子・通信)に関する機能を集約・独立させ、エレクトリックEngセンター(以下EEC)として、従来のメカ視点の開発マネジメントに加えて、デンキ視点でも開発をマネジメントする体制とした。

しかしながら、既存の事業に貢献する短期的な商品開発(D開発)の一方で、次の成長のための中長期的な新製品開発(R開発)はなかなか実を結んでおらず、将来成長のためにどのように新製品開発・新技術開発を果たしていくかが、開発部門の役割として最大の経営課題であった。

開発の位置づけと課題
図2 開発の位置づけと課題

その原因の1つに、従来の開発プロセスでは、事業部門がその開発のオーナーとなっており、短期的に利益をあげることが可能な商品開発へリソースを集約してしまう構造となっていたことが考えられる。

本テーマは、経営戦略・事業戦略に合致した新製品開発戦略・技術戦略に基づいた新製品を創出するため、新製品企画実行に関わる新しいプロセスとツールの構築に取組んだものである。これにより事業戦略・環境動向・VOCを踏まえた開発を適切に行い、その製品の成功確率を上げ、会社の将来成長に対する貢献度を向上させようとするものである。

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