クオリティマネジメント Quality Management

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HOME > 2016年04-06月(No.17) > 連載 >日本品質奨励賞への道(マルヤスエンジニアリング)Part2

お客様とともに さらなる製造ラインのあるべき姿をめざす

中塚 晃志 氏
(株)マルヤスエンジニアリング
常務取締役 中塚 晃志 氏

会社の紹介

1.1 概 要

当社は、マルヤス工業(株)の工機部門が1994年に分離独立し、型・設備の専門メーカーとして設立した。さらに2000年4月には、マルヤス工業の保全部門・施設部門が独立し併合した。これにより製造ラインの設計・製作からメンテナンスまでの、設備・型の生い立ちから生まれ変わり、ユーティリティーの供給までを一貫して提供できる設備の総合メーカーとして成長してきた。以来、事業拡大を図り現在にいたっている。

設立以来培ってきたTPMを、独立企業として発展するための取組みとして推進してきた。1995年のTPM優秀賞第2類受賞をはじめ、約3年ごとに活動のまとめと整理を行いTPM優秀継続賞の受審を行ってきている。

TQMの取組みは、グループ会社の(株)セキソーのTQMの取組みを受けて、企業体質強化のために2013年から当社も取組んできた。トヨタの礎を築いた豊田佐吉翁の「G型自動織機」への想いを学び、当社の考え方の原点としている。それは、不良を絶対に出さない「ニンベンのついた自働化」、構想設計段階から働く人への操作性・作業性を考慮、保守保全の人への分解点検のしやすさのほか、また営業的試験をとおし、お客様利益に貢献できる製造ラインの提供により、売上高・経常利益額は増加しており、2015年度の人員は67名、売上高は40億円であった。

表1. 沿革

1.2 主要製品とその特徴

当社はお客様の仕様に見合った製造ラインの設計・製作・メンテナンスをなりわいとしているため、一点一葉の製品がほとんどである。次に特徴ある製品を図1に示す。

※画像クリックで拡大できます。
図1. 主要製品とその特徴

1.3 会社の主要技術

会社の主要技術①

マルヤス・セキソーグループのワークヘッド[1]・ヘッドユニット[2]・設備ユニット・工具にこだわった製造ライン(お客様と一緒に構想段階から検討し、その内容は素材から完成品までの工程順の一貫ラインで一個流しのライン)を提供させていただき、お客様に高い評価をえている。(図1、図2

(注)
  • [1]「ワークヘッド」:ワークに直接接触しワークを加工・変形させるもの。“位置決め”と“こと”がある。
  • [2]「ヘッドユニット」:ワークヘッドを機構化し一体化したユニットのこと。
※画像クリックで拡大できます。
図2. 会社の主要技術①(製造ライン)

会社の主要技術②

良い状態を維持するため、メンテナンスと施設設備の運転・管理を作業手順書を用いて実施している(図3)。

※画像クリックで拡大できます。
図3.会社の主要技術②(メンテナンスと施設設備の運転・管理)

1.4 主な行事と会議体

主な行事と会議体は表2のようになっており、TQM導入後はトップ診断を3ヶ月に一度実施するようになった。

表2.主な行事と会議体
(注)
  • [3]「技能祭り」:仕事で磨いた知恵と腕(知識と技能)を皆で楽しみながら競い合い認めあう場として、年に2度開催するもの。6種の競技の合計点で集計し、上位の人には表彰と賞品が与えられる。

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