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編集部だより

2015年05月29日 中部国際空港(セントレア)のキラリと光る工夫


2015年4月吉日、愛知県常滑市にある中部国際空港㈱(以下、セントレア)に、取材でお伺いしました。
読者のみなさんは、セントレアを利用されたことはありますか?
私は、今回、はじめて足を運びました。
 
名古屋駅で乗り換えてから電車で30分たらずで最寄り駅に到着しました。最寄り駅というよりは、駅に直結した空港といった方が近いような気がします。電車から駅のホーム、駅のホームから改札、改札から空港内まで、フラット化されて段差もないためそう感じたのかもしれません。フラット化や動線距離を短くすることは、設計の段階から検討されていたとのこと。車椅子の方や乳母車などを利用されている方はもちろんですが、旅行中の大きなスーツケースを持ち運びする利用者目線でも、とてもありがたいなと感じました。
 
さて、中部国際空港は「セントレア」の愛称で国内外の利用者の方に親しまれています。この名前は、一般公募の中から選ばれたもので、英語で「中部地方」を意味する“central”と、「空港」を意味する“airport”を組み合わせたものだそうです。
 
駅の改札をとおると出発ロビーに到着します。中央から左右に「国内線」「国際線」とわかれてたくさんのカウンターが並んでいますが、入口の掲示板でわかりやすく案内されていました。一目でわかる工夫がされているんですね。

 

 国際線出発カウンター入口にある案内掲示板
 

4階のスカイタウンは、テーマパークのような飲食店や雑貨店が並んでいます。右手には日本家屋風の「ちょうちん横丁」が、左手には洋風の「レンガ通り」があります。空港ではめずらしい温浴施設もあり、夜遅い便、朝早い便で出発・到着・乗り換えをされる方には、とても嬉しいリラクゼーション施設です。そのほかにも、スカイデッキでのイルミネーションや結婚式、各地域の物産展など、さまざまな形で季節ごとに利用される方に楽しんでいただけるようなイベントが設けられています。
 
当日はあいにくの大雨だったため、スカイデッキから滑走路を眺めることはできませんでしたが、ここにも利用者目線での工夫が1つ。カメラで写真を撮られる方は、なるほど!と思われるかもしれません。

セントレアのスカイデッキの金網は、格子型ではなく横型になっています。格子型の場合、どうしても望遠レンズが邪魔になってしまい、写真に金網が写り込んでしまいます。それを避けるために金網を横型のデザインにして、レンズ自体を柵の間をとおして外に突き出させ、金網を越えて撮影できるようにしたそうです。このアイデアは、写真を撮られる方ならではの気づきですよね。



 
スカイデッキからの景色(取材当日は雨でした)
 

スカイデッキの金網にも、お客様目線の工夫が
 

セントレアは、2005年に開港して今年で10周年。その当時からQCサークル活動を盛んにされていて、空港で働く各種店舗の方々も含め「お客様のため」にと活動されています。現在は、約85サークル(2015年5月現在)。月刊『QCサークル』誌でもその活動がとりあげられ、記事になっています(月刊『QCサークル』誌のホームページで、バックナンバーの一部をご覧いただけます)。


今回、事前にセントレアについて調べてから足を運びましたが、実際に目で見るのとではちがいますね。ほかにもいろいろな発見がありました。もし、ご利用される機会がありましたら、ほかの空港とのちがいを探してみるのも面白いかもしれません。 さて、空港についてのご紹介はここまで。


本編となる川上社長のインタビューは、下記をご覧ください。
取材後に空港内をご案内くださいました総務部広報グループの坂本様、ありがとうございました!

▼関連サイト
・Web『クオリティマネジメント』No.13掲載中








[スペシャルインタビュー]
 中部国際空港株式会社 代表取締役社長 川上 博 氏
 
『10周年を節目に「第二の開港」 空港運営の随所で生きる民間企業魂』


<おまけ>
国内外で数機しかないという航空機部品を輸送するための専用飛行機「ドリームリフター」。
運よく駐機していたのを見ることができたのですが、残念ながら飛行機の羽根や胴体といった
超大型の部品をいれる様子は見られませんでした。
お話をお伺いした内容から、飛行機の後部が大きく開いて、羽根や胴体がしまわれていくそうです・・・・。
なかなか生では見られないと思うので、タイミングが合わず、ちょっと残念でした。

 


 






 

写真左は快晴時のスカイデッキ、右はドリームリフター(写真提供:中部国際空港㈱)
 
※所属・役職は取材、掲載当時のもの
(取材日:2015年4月吉日)

編集部 はら

編集部だより Editorial department
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